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病気と予防のおはなし

カーミングシグナルを見分けましょう(このしぐさはどんな意味?)!

更新日時:2010/01/07


ワンちゃんネコちゃんは言葉を話しませんよね。そのため我々人間は、動物たちが今どんな気持ちなのかを推察し、対応していく必要があります。
特に攻撃的になった時に、その攻撃性を抑えようとさまざまなボディランゲージがあり、それを「カーミングシグナル」と呼びます。現在少なくとも30種類のカーミングシグナルが知られており、今回はその中の代表的なワンちゃんの動きと対処法をご紹介しますね!


1:なぜ緊張するの?
攻撃性はどういった時に起こるのでしょうか?一概には限定できませんが、以下のような場合が多く見られます。

○けが:痛みをかばうことによって、姿勢や動きが変わります。怪我が治った後でも以前の姿勢が完全に戻ることはなく、問題行動を引きずることがあります。
○トラウマ:事故や感情的に大きなショックを受けた場合に起こります。環境的変化(信頼していたパートナーと離れる、家族が変わる、知らない場所に預けられるなど)は、身体に緊張をもたらし、行動に影響を与えます。
○生まれつき:生まれつき、身体のある部位に緊張をもつ場合もあります。
○不適切なトレーニング・扱い:運動不足や不適切な環境にさらすこと、不適切なトレーニングはストレスを与え、動物が本能的に行動することの助長になります。


2:ワンちゃんの代表的なカーミングシグナルと対処法
★目を背ける
顔ではなく目だけを背けるのは、怖がっている時です。
座って同じ目線でジッと見られることは、思いのほか恐怖心をあおるものです。目を細め、瞬きをしてみましょう。目を細めることにより、アイコンタクトの強さが弱まります。

★頭を横に背ける(横・あるいは後ろに向く)
犬同士でこのシグナルを出すときは、遊び時などに相手に少し落ち着いて欲しい時です。また人に対しても、例えばリードを強く引っ張った時など、ワンちゃんが身体を背けてこのシグナルを出すことあり、これはあなたに落ち着いて・待って欲しいとの気持ちの現われになります。
我々もこのシグナルを使ってみましょう。緊張や攻撃性の見られるワンちゃんに、落ち着いて欲しいという意味で、顔や身体の向きを変えたり背を向けてみましょう。

★鼻を舐める・舌をペロペロ出す
不安を感じ、ストレスがかかっていることを意味します。
初めての場所に行く・嫌な思い出のある動物病院に行く(悲しいことに多いです・・・)・他の動物と距離が近すぎる・人が覆いかぶさるような態度をとった時・起こった口調で話しかけた時などに見られます。
このシグナルの時は、まず不安を理解してあげて安心させてあげましょう。我々も同じ様に舌を覗かせてみたり唇を舐めたりして、共感しているサインを送ってあげるのも良いですね。

★あくびをする
少し怖がっている時や、ストレス・不安がある場合にみられます。
家族が喧嘩している時・抱き方が強い時・子供などに乱暴に抱きしめられる時・動物病院での診察中などに見られます。
不安な気持ちを理解し、優しい気持ちで接しましょう。また自分も同じだと安心させるように、こちらからも同じシグナルを送ってあげましょう。

★フリーズする(固まる)
自分より大きなワンちゃんが近づいてきて、身体の匂いを嗅ぎ出した時に固まる・止まる・立つ・座る・もしくは寝転んだまま固まるなどのシグナルが見られます。
このような場合は、こちらはゆっくりと深い呼吸をして、周辺視野を使いながら、あくびをする真似をする、ゆっくりと瞬きをするなどして、ワンちゃんを安心させてあげましょう。
シグナルを感じた場合に、こちらまで息や動きを止めて肩に力を入れてしまったり、ジッと見つめる・リードを強く握り締めるなどの行動は避けましょう。

★ゆっくりとした動作・歩調
動作をゆっくりすることは、相手を落ち着かせる効果があります。
他の犬がいる時・話しかけられた口調がきつかったり声が大きい時・一度にたくさんのことが起きている時などに起こります。
例えば「フセ!」ときつい口調でコマンドを出した場合など、ワンちゃんがゆっくりとした動作でフセをする場合があります。ワンちゃんはあなたを落ち着かせようとしてこのシグナルを出しているのです。
ワンちゃんが緊張したり落ち着きがない時は、こちらはゆっくりとした歩調や動作で近づくようにしましょう。

★前足を伸ばし、お尻を上げる
『遊びましょう!』と相手を誘う場合に見られます。
遊びたい相手が緊張していたり、またフレンドリーな状態か分からない時などに見られ、今後起こることに関して危険はないよ、と相手に示しているのです。
ワンちゃんが緊張している時に、私たちが腕を下に伸ばしストレッチをするポーズをしてみましょう。きっと安心してくれますよ!

★においを嗅ぐ
緊張時に見られ、一瞬で終わる場合や、問題が解決されるまでずっと続く場合もあります。
他の犬が近づいた・人間が真正面から来た・他の犬との距離が急に近づいた・見慣れない人が来た・きつい口調でしかられりコマンドを出された時などに見られます。
このシグナルが見られた時に、やめるようにきつくコマンドを出したり、リードを引いてはいけません(余計にストレスがかかります)。問題が解決できるよう、他の犬と距離を置く・知らない人から離れる・優しい口調で話しかける、などを行ってみましょう。

★カーブを描きながら歩く
警戒・緊張を現す場合に見られます。
ワンちゃんは通常、相手に近づく時に真正面から行くことはありません。このような時は自由にカーブを描いて相手に近づけるように配慮してあげましょう。近づいてきた後のシグナルを見ながら、更に近づく、もしくは離れるなどの対処をしてあげましょう。

★目をパチパチとまばたきさせる
急接近や慣れない環境、知らない人に触られた時などの緊張を現します。
不安時や初めてのワンちゃんに近づくときは、ゆっくりと近づき、ゆっくりとまばたきをしながら触りましょう(ネコちゃんにも同じように使えるシグナルです)。

★その他の緊張時の代表的なシグナル
・笑うような顔をする:口角を上げたり、後ろに下げて唇が持ち上がります。歯が見える場合もあります。
・唇を震わせる
・尾を振る:嬉しい状態や喜んだ状態で見られると知られていますが、反対に不安な状態だったり、相手を落ち着かせようとするという意味合いもあります。
・排尿をする
・耳を頭にピタッとつける
・お腹を地面につけるように伏せる
・(ヒトの)顔を舐める:強く抱きしめられたとき、顔を目の前に出されたときなど、緊張して顔を舐めてきます

◎緊張しない接し方は・・・
シグナルを読み取り、ワンちゃんが身体的にも精神的にも不安になっている気持ちが分かった場合には、理解と優しさをもって接し、また以下の点にも気をつけてみましょう。
・目を直視しない
・不安な気持ちでいる場合は、急に触らない
・覆いかぶさるような体勢を取らない
・きつく抱きしめない
・怒った口調で話しかけない
・こちらが緊張していても、息を止めない


そして、私たち自身もシグナルを出して接し、ワンちゃんたちに安心感を与えてあげましょう。
また、ストレスの原因となっている状況から抜け出せるように、もう一度生活様式を考えてみる(環境や習慣を変える、接し方を工夫する、適切な運動や遊びをする、体に触れる機会を増やす、など)のも良いでしょう。
何よりも愛情をもってワンちゃんたちに接することが大切です!


3:ネコちゃんの代表的なカーミングシグナル
ネコちゃんは、シグナルを発すると同時に行動を変えます。尾の動きで、言葉と同じくらい明確に気持ちを表すことが多いので、細かな心で見分けながら接しましょう。

○尾
★甘えたいとき:肛門が見えるくらいまっすぐピンと立てて近づいてきます
★攻撃的な気持ちのとき:相手を威嚇したり恐怖を感じると、尾を上げ毛を逆立てます
★怖いとき:できるだけ自分を小さく見せようとして、尾を股の間にしまいます
★イライラしているとき:1秒間隔くらいでブンブンと左右に振ります
★疑問を感じたとき:例えば名前を呼ばれたときなど、とりあえず返事をしておこうと、尾だけを軽く1〜2回振って答えます
★見つけた!と思っているとき:獲物などを見つけ、飛び掛ろうとするとき、次の行動へうつる勢いづけで尾がピクピクッと痙攣します
★やめてほしいと思っているとき:尾を固くします。そして左右に早く振ったり、お腹を出したりします

○表情
★通常の警戒状態:耳はピンと立ち、瞳孔は中くらいの大きさです
★攻撃的な威嚇対象を見つけたとき:目をそらし、耳が横を向きます
★相手を威嚇するとき:耳は倒れ、瞳孔が広がり、”シャーッ”という声を出します
★相手に恐怖を抱いているとき:瞳孔が少しずつ大きくなります
★受身に入るとき:目が少しずつ閉じていき、耳はさらに倒れます
★攻撃か受身か迷っているとき:耳を倒し、口は半開きでにらみます


ネコちゃんが恐怖心や攻撃心を持っているときは、特に慎重に接し、どのようなアプローチが受け入れられやすいのかを探しましょう。それぞれ安心できる状況は違うと思いますが、姿勢やジェスチャー・声のトーンを変える・なだめるなど、そのネコちゃんにあった方法で、落ち着かせてあげましょう。
 ダイレクトなアイコンタクトは避け、唇を舐めながらゆっくりとまばたきをしましょう。また、深く落ち着いた呼吸を意識しましょう。
力に頼って逃げ出さないようにする方法はいくつかあります。しかし必死になってネコちゃんを押さえつけることは、ネコちゃんにストレスを与え、ご家族の心も体も傷ついてしますことがあります。ネコちゃん自身が安全であると感じ、逃げ出したいと思わなくなるような状況を作り出すことが大切です。


私たち動物病院スタッフも、まだまだシグナルが読み取れなかったり気づかなかったりすることが多々あります。今後も努力して、できるだけ多くのことに気づけるように頑張っていきます!
また、”動物病院はそんなに怖い所じゃないんだ!”と思ってもらえるように心がけてきますので、お気づきの点がありましたらどうぞお気軽に声をかけてくださいね!(例えば、”院長の声大きいよ〜”とか・・・)





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